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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第1話 止まらない男 (ノンストップ)
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「馬鹿野郎!撃つなよ!!オバマだぞ!!」

色男のターゲットが血相変えて叫んでやがる。

落ち着けよ。

クールでニヒルなあんたらしくないぜ。

「2010年代最高と言われる名車!走る芸術!黒い宝石とまで言われたこのオバマ輝く黒ボディの芸術的価値がわからねえのかよ!!これだから無学で無粋なクソッタレの警察野郎はよ!!」

バフゥ。

思わず噴き出しちまった。

いや、あまりに俺の予想通りのセリフを吐きやがったモンで。

それにしたって、なあ。

無学で無粋な警察野郎、は言い過ぎだ。

ここは親しみを込めて、ポリスメンズとお呼びして差し上げようぜ。

高尚な文化人サマの顔面スレスレ、うるせえとでも言いたげにポリスメンズショット。

ガインと着弾、走る芸術のボディに新しい穴。

ほらみろ。

ポリスメンズの皆さんも激おこでいらっしゃる。

「クソッタレがぁー!!」

悲鳴を上げる色男。

なんていうか、THE・ざまあ。



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