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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第4話 機械男と衝撃波

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4 - 72


到着()てないのか?」

意外そうに。

長髪があたりを見回している。

馬鹿と眼鏡も見回している。

俺もあたりを見回している。

「ハッシャシマス。」

遠巻きに。

俺達を囲む人垣の中から呼びかける声。

「ハッシャシマス。ハッシャシマス。」と声をかけ、道をあけてもらいながら。

気恥ずかしそうにロボ公が出てくる。

「なんだ…お前も遅刻(トゥレイト)か?珍説(めづ)らしいな。」

「へっへ!どしたのキスマークなんかつけて。ゆうべはおたのしみでした系?」

長髪と馬鹿がロボ公を冷やかす。

「コイツがか?」

長髪が呆れたようにロボ公をはたく。

「バカおまえ、マシーンマンさんはモテるんだぞ?この前も飲み屋のオネーチャンをお持ち帰りしてだな…。」

馬鹿もロボ公をペチペチはたく。

「お前ら私生活(プライベート)交流(つきあ)いあんのかよ…。」

長髪もペチペチはたいているが。

俺もはたいたほうがいいのか。


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