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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第4話 機械男と衝撃波

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4 - 71


キュキキキキキィイと。

切り裂くような甲高いブレーキ音を立て、黒いオバマが俺の前に止まる。

バムッ、バムッと扉が開き。

いつもの連中が飛び降りてくる。

来たか。

こいつらが来たということは今が8時か。

なんだ。

早く来すぎてしまっていたのか。

「すまんなオッサン、出遅れた!いやこの馬鹿がさ、俺の部屋(ウチ)で勝手に謎ロボット組み立て(アセンブリ)始めやがって、居動(うご)かなくなっちまって…」

長髪のターゲットが早口に言う。

なんだ。

やっぱりそっちが遅刻してきたのか。

だらしがない奴らだな。

顔色が良くないがどうした、腹でも壊したか。

「オッサぁン。もー、ダメじゃん?勝手に壊したら。」

馬鹿が俺の頭をパシパシはたく。

そうか。

勝手に壊したらダメだったのか。

「目当ての積み荷(パーツ)は無事なんですかね?」

眼鏡が眼鏡をクイッとやる。

そうか。

目当ての積み荷はどれなんだ。




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