表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
284/1502

4 - 69


「なーにが混配合(ブレンド)だ。お前この前、昆布を抽出(ドリップ)して愛飲()んでたじゃねーか、ったく。俺のコーヒーメーカーを何台ブッ故障(こわ)すんだお前は。」

ターゲットはウンザリした様子で、やれやれとコーヒーカップを口に運ぶ。

一口のコーヒーを咽下した瞬間、違和感に彼の顔色が変わった。

「お前…()れ、何物(ナニ)淹入()れた?」

恐る恐る尋ねるターゲット。

「ん。そこにあった黒いの。」

止まらない男。

ノンストップは事も無げに答えるが。

テーブルの上には恐ろしげなマークの入った、「一酸化バリトンニューム」の空箱が置かれている。

弾かれたようにトイレットへ駆け込むターゲット。

「あ、やっぱそれコーヒーの粉じゃないんだ?」

止まらない男。

ノンストップは自分はちゃっかりとコンビニで買ってきたコーヒーを味わう。

キッチンではコーヒーメーカーが謎の発光現象を起こしている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ