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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第4話 機械男と衝撃波

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4 - 62


謎のロボット。

マシーンマンは体側面に生えているタイヤを、ウィンウィンと回転させ。

実に器用にボックス席に上る。

どこにも脚の見当たらない彼がはたして、座らずに立っていると疲れるのかどうか。

偉い人にはそこがわからんのであるが。

とにかく彼は当然のように座席に座り、何事もなかったかのように電車に揺られる。

「あなたもヨクフカ港にいくのかしら?」

謎のロボットに興味を持ったのか。

向かいの席の女性がしきりに声をかけてくるが。

聴こえているのかいないのか。

謎のロボット。

マシーンマンはまた何かを受信し、ピコピコピポンと光るのみである。

「え、まもなくハヤカワキヤノン。ハヤカワーキヤノン。電車が遅れましたことをお詫び申し上げます。」

車内アナウンスは相変わらずの口調でのんびりと伝える。

「クールなロボットさんね。」

若い女性は熱のこもった潤んだ瞳で。

向かいの座席のロボットを見つめた。



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