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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第4話 機械男と衝撃波

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起床のベルが鳴っている。

朝だな。

朝なら起きるか。

今日も変わらず俺は起きる。

「起床ーっ!起床ーっ!廊下に整列ーっ!」

当番看守が叫んでいる。

叫ばなくてもわかるぞ。

今日も変わらず俺は起きる。

今日も変わらず廊下に並ぶ。

「モタモタァ!だらだらするんじゃあないっ、貴様らあ!!七五三のお子様だって、もう少しシャキシャキ着替えるぞっ!!」

当番看守が叫んでいる。

七五三とはなんのことだ。

また当番看守が変わった気がするが。

言うことはそう変わらんな。

相変わらず、モタモタしたり。

だらだらしたりする奴がいるのか。

困ったものだ。

困ったものだと俺は思う。

「端から番号ー!!」

当番看守が叫んでいる。

番号か。

俺は239番だが。

さっき七五三とか言っていたな。

番号と何か関係があるのか。

番号はいつも通りでいいのか。

おい。

俺は当番看守に確認をとる。

おい。

腹が減ったぞ。




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