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「そうそうそう!そうなんだよねえ!なんで毎回毎回、情報がその、なんだっけ、『5人のギャング』?に漏れているのかなあ!たった5人しかいない素人同然のギャング団に、毎回毎回、我々、わずか14人で全宇宙を裏から支配すると噂される宇宙海賊組織、通称『フォーティーン』の秘密計画が把握されているなんて、おかしいよねえ、おかしいよねえ。」

小太りの声がしきりに不思議がる。

「いったいどこから情報が漏れているのでしょうなあ?実に不思議ですなあ。」

穏やかな声が相槌を打つ。

「まるで僕たちの中の誰かの身内に、その、なんだっけ、『5人のギャング』?のメンバーでもいて、情報が常に筒抜けになっているかのような漏れ方だよねえ。困ったねえ、困ったねえ。」

「弱りましたなあ。もしそんな間抜けな者がいたら、ただちに粛正の対象でしょうなあ。」

小太りの声と穏やかな声はハッハッハッハと。

声を重ねて楽しそうに笑った。



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