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四角の穴にマルを嵌め込む。

今日の作業はこれか。

前にもやったことがあるな。

一体何の部品で、一体なんの役に立つのか。

俺にはまるでわからないが。

作れと言うからには役に立つものなのだろう。

四角の穴にマルを嵌め込めばいいんだな。

前にもやったことがあるからわかるぞ。

俺は四角の穴にマルを嵌め込む。

「326番!遅い!もっとテキパキやれ!」

「327番!雑だぞ!カッチというまで奥に嵌め込むんだ!」

「328番!なんだそのつらは!作業中にエッチなことを考えるな!」

革鞭を振りつつ。

見回りの看守が順に注意を加えていく。

「329ば…。」

見回りの看守が俺の前に積み上がった完成部品の山を見てギョッと足を止める。

おい。

部品がなくなったぞ。

今日の分は終わりか。

終わりかと俺は確認する。

「よ、よし。今日は追加でもう3バッチ生産する。」

3バッチか。

ところで。

おい。

腹が減ったぞ。



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