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「整列ーッ、整列ーッ!2列縦隊にぃー、並べぇーいッ!!」
「整列ーッ、整列ーッ!早くしろ、モタモタするなァーッ!!」
「キテレツー!、テレツー!ワガハイはコロスケなりーッ!!」
看守たちはどたどたと走り回り。
口々に並べ、並べと急かしたてる。
そんなに騒がなくても大丈夫だぞ。
2列縦隊だから、縦に2列。
俺は239番だから。
238番のうしろに並べばいいんだ。
毎日やっているからな。
皆わかっているから大丈夫だ。
大丈夫だと俺は思う。
「3階B班整列完了ーッ!サー、看守長殿!3階B班はただちに作業場に向かい、本日の作業を開始致します、サー!」
悲鳴に近い声を上げて。
看守の一人が看守長に報告する。
「そうそうそう。最初からそうやって、ちゃんとやってくれればいいんだよねえ。」
看守長は満足げに微笑んでウンウンウンと頷いている。
顎の動きにあわせて余った下腹の肉がたぷたぷたぷと揺れる。




