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「…あのさあ。」
看守長は、近くの看守の肩に手をかけ。
ずいずいと顔を近づける。
「わかってんならやれよ。何一緒になってお前らまで遊んでんの?バカなの?死ぬの?」
死ぬの?と。
近くの看守に看守長は尋ねる。
近くの看守は炊飯ジャーのダメージで。
サー!イエッサー、サー!
答えられずに俯いている。
「ふーん。返事しないんだ。死ね。」
看守長は近くの看守の頭を掴み。
床に散らばったほかほかごはんの山へ乱暴に叩きつける。
「~~~ッ!~~~~ィイッ!!」
顔を押さえてごろごろ転げ回る近くの看守。
看守長はふんと吐き捨て、こちらの方に向き直る。
「…で?君たちもほかほかごはんにダイブしたいのかなあ?ほかほかごはんに顔面ダイブ、したいのかな?したいのかなあ?」
ずいずいずいと。
看守たちの方近づいていく看守長。
「サ、サー!イエッサー、サー!」
看守たちは口々に。
慌てふためき叫びをあげる。




