表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第1話 止まらない男 (ノンストップ)
23/1502

1 -22


「おい。腹が減ったぞ。」

巨体のソニックはつまらなそうに座り込んでいる。

体内に光子エネルギー炉を持つサイボーグである彼に、どの程度通常の食事が必要であるのか。

それはわからないが、とにかく彼はよく腹が減る。

そして、腹が減ると働かなくなる。

なかなかに困った男である。

とはいえ昨夜の仕事が明けて、現在朝の8時を少し回ったところ。

その間、飲まず食わずの補給なし。

やたらと燃費の悪い戦闘サイボーグでなくとも、たしかに文句のひとつも言いたくなるような労働環境ではある。


ちなみに彼の戦闘能力をもってすれば、烏合の衆のポリスメンズなぞ一撃のもとに、一網打尽。

コッパミジンに蹴散らすことができるのではあるが。

あいにく、現在の彼は腹が減っている。

この状況では彼がその太い豪腕を振るい、得意の衝撃波でポリスメンズを粉砕する勇姿を拝むことは、期待しない方がいいだろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ