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「はっ…はァ!?はアッはッはッはッはァ…はぃいぃいいいい…。」
へなへなへなと当番看守は腰を抜かし。
その足元に水溜まりが広がる。
「はい」と言ったな。
食っても良いようだ。
ボリボリボリと。
6発の銃弾を順に摘まみ、俺は腹に入れていく。
「3階B班!これは一体、なんの騒ぎだ!!」
バタバタバタと慌ただしく。
駆け込んでくる看守の一団。
機関銃を抱えた看守たちに囲まれた小太り。
看守長が食堂を見回す。
目を止めた先にはしょうべんを漏らし。
あへあへと笑い続ける当番看守。
看守長は困ったように。
歪んだ笑顔を俺に向ける。
「オーイ…ソニックゥ…。またかい?そいつは部隊の経験もない、士官学校卒の新人くんなんだ。もう少し、優しくしてやってくれよ?」
看守長は俺に言う。
先ほどから。
何がなんだかよく分からないが。
今日は作業はしないのか?
看守長に俺は伝える。




