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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第4話 機械男と衝撃波

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4 - 10


おい。

これは食っていいのか。

俺は当番看守に確認をとる。

当番看守はぎょっとした顔で振り返り。

目を見開いて俺を見ている。

俺の額の上では3発の銃弾が。

シュルシュルシュルとどんぐりのコマのようにまだ回っているが。

これは軍の支給品だからな。

勝手に食うのはよくないのだろう。

食っていいのか。

俺は当番看守に確認をとる。

「わぁあああああああああああああぁあああ!!」

当番看守は悲鳴を上げ。

ガァン。

1発。

ガァン。

2発。

ガァン。

3発。

俺に拳銃を乱射する。

「死ねッ!死ねッ!死ねッ!死ねッ!死ねッ!」

カチッ、カチッ、カチッ、カチッ、カチッ。

6連装の拳銃の弾はとっくに切れているというのに。

当番看守は死ねッ!死ねッ!と、空の拳銃を撃ち続ける。

無理を言う奴だな。

それでは死ねないぞ。

これは食っていいのか。

俺は胸板の上で回っている銃弾をつまみ。

当番看守に確認をとる。


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