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「謝罪しろよ。」
当番看守はニヤニヤと。
嬉しそうに俺に言う。
なんだ。
なにか楽しいことでもあったのか。
良かったな。
当番看守に俺は伝える。
「やかましいッ!サッサと謝罪せんかァ!あなた様を馬鹿にして申し訳ございませんでした、二度とあなた様には逆らいません。這いつくばって、しょうべんを垂らして謝罪しろッ!!許しゃしねえけどなァ!その情けない格好のまま頭ブチ抜いてブッ殺してやるッ!」
当番看守は拳銃を振り回し。
俺の前で喚き続ける。
なんだかよくわからんが。
おい。
腹が減ったぞ。
当番看守に俺は伝える。
「てめェは…ッ!この、アホがァッ!!」
ガァン。
ガァン。
ガァン。
3発の銃声。
当番看守の荒い息。
「ははは…見たか!見たかオイ!やったぞ!?やってやったぞ!?どうだ、ザマァ見たか!!いいか、俺を馬鹿にする奴はみんなこうなるんだァ!わかったかァ!!」
当番看守が叫びをあげる。




