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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
211/1502

3 - 87


はあ。

今日も仕事ですか。

朝の8時57分、定時刻。

いつもの通り、いつものように。

電源を入れて、なかなか立ち上がらないPCの。

黒い画面に映る顔。

ワイシャツにネクタイ、おまけに眼鏡。

必要以上にサラリーマンの。

うんざりした顔、疲れた顔です。

昨晩、たとえライバル企業の。

大型自動工場が謎のギャング団の襲撃を受け。

跡形もなく爆破されるような大事件があったとしても。

会社から、「休んでいいよ。」と連絡の入らない限り。

眼鏡はこうして出社して、今日もPCに向かいます。


9時きっかり、始業時刻。

ようやく立ち上がったPCを開き。

大量のメッセージにやる気を削がれ。

意味もなく底までスクロールしますが。

昨日。

無断欠勤した眼鏡には既に。

過去の情報。

見る必要のない情報です。

次々流れていく数百のタイトル。

そのひとつがフと気にかかり。

眼鏡は操作するその手を止めます。





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