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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
208/1502

3 - 84


「どうやら誰が一番無能か、はっきりしたようだな。」

くぐもった低い声。

静かになった工場の中に響きます。

ぐらぐらと揺れる100tウエイト。

(フン)!」という気合いとともに。

天井高く跳ね上がります。

ゆっくりと立ち上がる甲冑の騎士。

ガシャリと金属の擦れ合う音が鳴ります。

「おーぅ旦那ぁ!無事?元気?大丈夫してるぅ?」

馬鹿が暢気に尋ねますが。

「…殺す!」

よほど馬鹿の言葉にイラッときたのか。

言うが速いか甲冑の騎士、殺意も剥き出しに駆け出します。

やれやれ。

現場の中では走らない。

工場内で作業する際の注意事項のその1。

基本中の基本ですがね。

疾走する甲冑の騎士。

その横合い。

ベルトコンベヤの陰から突然飛び出す「ムーンロケット」。

跳ね飛ばされた甲冑の騎士が宙に舞います。

初速から326km/hですか。

流石の加速性能ですね。

眼鏡は眼鏡をクイッとやります。







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