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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
200/1502

3 - 76


寝転がって、退屈な時間の手すさびに。

見るとはなしに弄る携帯端末。

視界の端に流れる文字列、「2276件のメッセージ:遅刻しないできなさ」そこまで読んで。

指でスイっと流してしまいます。

まあ。

内容は理解できましたし。

この件に関しては明日、有給休暇の事後申請を出せば済む話でしょう。

今日の眼鏡に出来ることはありません。

それよりは。

ニュースでも見て、世の中の動向を把握する。

その方がよっぽど有効な時間の使い方だというものです。

現代の厳しいビジネスシーンには無駄は許されません。

眼鏡は眼鏡をクイッとやります。


ネットワークに接続された携帯端末、ズラっと並んだ見出しのひとつ、ひとつが。

退屈な世間には特に何という事もなく、今日も各国は表面上の平和を保っていることを伝え『緊急入報:臨時ニュース』。

おや。

携帯端末が振動し、新しいメッセージの着信を伝えます。

何事でしょう。



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