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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
199/1502

3 - 75


冬の日の目覚めは遅く。

寒い朝となればそれはなおさら。

心地よい倦怠感の中目覚めた眼鏡は、枕元を右手でまさぐり。

眼鏡、眼鏡を探します。

おぉ、眼鏡。

眼鏡を発見。

やはり僕は眼鏡ですので。

眼鏡がなくては始まりません。

眼鏡は眼鏡をクイッとやります。


飲み慣れない安ビールと。

昨晩の疲れで重い身体。

頭を振りつつ起こしますが。

これも枕元の携帯端末。

鬼のような着信履歴。

なるほど、時刻は夕方に近く。

とっくに出社していてしかるべき眼鏡が。

ボンワリ座っているということは。

会社にとってそれはもう、問題であるというわけです。


ま、こうなっては、いた、仕方なし。

携帯端末を元通り、枕元に投げ出す眼鏡。

有給休暇の事後申請。

明日、出さないといけませんね。

そんな事を考えつつ、これもまた元通りベッドに投げ出す身体。

きぃっ!という叫びが脳裏をよぎり。

眼鏡は思わず苦笑します。



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