表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
193/1502

3 - 69


「チ…どうも面倒な状況(こと)(なっ)たようだな。」

「なんか退去せよって言ってるしぃ?今日のところはこのくらいで、退去しちゃう?」

けたたましく鳴り続ける警報。

当の本人たちはこの期に及んでまだ帰るつもりでいる。

早急に退去しようとした止まらない男。

ノンストップの目前で突然、ガラガラピシャンと工場入口のゲートが閉じられ、バチバチと青白い火花を上げる高圧電流に覆われた。

「タイキョナゾサセルカ!ハー!」

自動工場の防犯システム。

無機質な機械音声で喋っていたそれが突然、変な声で叫びを上げる。

変な声である。

「フシンシャニツグ、ソウキュウニタイキョセヨ、タイキョセヨ。ムダナテイコウワヤメテソコニスワリナサイ。ハー!」

「どっちなんだよ!!」

変な声の発する変なメッセージ。

思わずツッコむ止まらない男。

ノンストップの足元から、ウィーン、ウィーンと無数の機関銃が生えてくる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ