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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
192/1502

3 - 68


「そろそろ来る頃だと思っていたぞ。」

甲冑の騎士。

ナイトインアーマーが重い声で言う。

「あー、まあ…いらっしゃるだろうとは思ってましたよ?」

止まらない男。

ノンストップが軽い声で言う。

「オッサン、お仕事。やっちゃってください。」

ずい、と一歩前に出た半裸の筋肉サイボーグ。

ソニックがバキッ、ボキッ、と拳を鳴らす。

二人の超人、深夜の決闘。

その始闘(はじまり)を告げるゴングのように。

ビーッ、ビーッ、と警報が鳴り、オレンジの回転灯がくるくる回る。

「シンニュウシャアリ。シンニュウシャアリ。ケイカイタイセイニイコウ、ケイカイタイセイニイコウ。キケン、キケン、サギョウインハタダチニタイキョセヨ。サギョウインハタダチニタイキョセヨ。」

賊の侵入をキャッチした自動工場の防犯システムが、無機質な機械音声で耳障りに騒ぐ。

静かな冬の夜の風景は一転、明確な修羅場の光景へと入れ替わっていく。


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