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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
189/1502

3 - 65


月明かり。

闇の夜空に凍る三日月。

黒の(とばり)の下りた鈍色の路上。

大、中、小。

でこぼこ不揃い横一列に、4つの奇妙な人影が立つ。

4人の視線の集まる先は、静かに聳える大工場。

嵐の前の静けさか。

動かざること山の如く。

その営みを停めている。

寒風肌刺す、冬の夜。


「…で。なんであの眼鏡は集合()てないんだ?」

長髪の狙撃手。

ターゲットが不満げに言う。

「このオイストリッヒ社工場(ファクトリー)強襲計画(アタックプラン)はあの眼鏡の発案(アイデア)のハズだが?」

イライラと揺する身体、ロングコートが夜風にはためく。

「さァ?大方、ボインのカワイコチャンとでもどっか、よろしくシケこんでよろしくやってるんじゃないの、よろしく。」

止まらない男。

ノンストップがやる気のない答えを返す。

スウェットの上下に羽織ったドテラ。

その服装からもまるでやる気は感じられない。





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