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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
187/1502

3 - 63


「あなたって本当…冷めてるのね。」

呆れた、という調子で。

愛しのニイヤマ課長どのが呟きます。

「もう少しこう、仕事に対して情熱とか、やりがいとか…上司としてはそういうものを持っていて欲しいのだけど?」

苦笑というのはこのような顔を言うのでしょう。

まさに苦そうに笑っています。

まあ。

部下の眼鏡といたしましても。

せっかく〆切までに間に合わせて提出した計画書を、翌朝1番で突っ返されるような理不尽がなければ。

もう少しこう、仕事に対して情熱とか、やりがいとか。

そういうものを持てるんじゃないかと思うのですが。

普段あまり飲まないビールのせいか。

うっかりこぼした眼鏡の不満に、キョトン、とした顔のニイヤマ課長。

「案外、根に持つのね…。」

心底意外そうにおっしゃいます。

まあ。

眼鏡も一応。

ごく普通のサラリーマン眼鏡である前に、心ある人間ですので。

眼鏡は眼鏡をクイッとやります。


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