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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
177/1502

3 - 53


小刻みに震える女性の両肩。

ああ。

怒りのエネルギーを溜めていますね。

関わり合いになりたくないので、そそくさと退出します。

すれ違いざまに、あ。

眼鏡は異変に気がつきます。

女性は目元に当てハンカチを当て、ぐす、ぐす、と肩を揺らしている。

思わず足を止める眼鏡。

人の気配を察したのか、女性が赤い目を上げます。

不覚。

目が合ってしまいました。

眼鏡の時間が止まります。


眼鏡の時間は動き出す。

女性は慌てた様子で左手の眼鏡をその顔に戻し、はい。

パーフェクトなニイヤマ課長の完成です。

「あ、あなた…っ!!」

前に立つ眼鏡が誰であるかを認識したニイヤマ課長。

眼鏡は爆発に備え、眼鏡バリアーを準備します。

美貌のニイヤマ課長はスゥと息を吸い、お得意のきぃっ!を炸裂させるのに十分な酸素を確保しますが。

どうしたのでしょう。

一瞬困ったような顔をして、吸気は溜め息に消費されます。







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