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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
175/1502

3 - 51


「しかし!!だからといってムーンロケットのプロジェクト自体を中止というのは…。『不当な圧力には屈しない!』、それが我が社の社訓のはずです!!」

妙齢の女性はなおも納得のいかない様子で食い下がります。

我が社の社訓はいくつあるのでしょう。

とりあえず。

眼鏡ははやく帰りたいのでそこを空けてください。

「不当な圧力もなにも。ムーンロケット自体が既に、オイストリッヒ社の新商品として広告されてしまっているのだよ、君も当然知っているとは思うがね。今さら我が社が同コンセプトの商品を出したところで、我が社の方が剽窃したと思われるのが関の山。オイストリッヒ社の対応が速すぎるのが気にはなるがね、それは追々調査していけば良いこと。今回はしてやられた、というところだ。」

大柄な男性は穏やかな声で女性を諭します。

声色こそ穏やかですが。

これがもはや揺るぎようのない決定であることをその口調は伝えています。


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