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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
173/1502

3 - 49


パチパチパチパチ。

賛同を示す拍手が(おこ)る。

賛意は8割といったところ。

穏やかな声の主が、厚く大きな手を振り拍手に答える。

その掌の甲に(まだら)のように、大きく目立つ古傷ひとつ。

「ではご両名とも、そういう事でよろしいですか?」

<当番>の男が当事者2人に確認をとる。

どうみても浮いている場違いな2人。

さっさと2人だけで解決して欲しいというのが正直なところ、この場の総意であろう。

ましてそのうち1人が勝手に消えてくれるというなら万々歳である。

「…異論はない。」

甲冑の騎士が低い声で答える。

「ハー!カクノチガイオミセツケテヤルマス!」

変な男が変な声で答える。

「マルゲリー氏は各国のミサイルを操って第8次宇宙大戦を引き起こしかけたほどの重犯罪者。期待しておりますよ。」

<当番>の男の軽い世辞。

「…奴らを甘く見ない方がいい。」

甲冑の騎士は再び、独り言のように呟いた。


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