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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
166/1502

3 - 42


(そう)だな。確かにその通りだが。何故それを俺の部屋(いえ)集会()っているのか、とりあえずそこの説明をしろ。」

おっしゃる意味がよくわかりませんが。

あなたが喋ると無駄に文字数を食うんです、黙っていてください。

眼鏡はあえて長髪の方の無職の方をシカトしまして。

先程からしきりに「おっぱい気持ちよかった?おっぱい気持ちよかった?」と訊いてくるバカの方の無職の方に話を合わせます。

ええ、それはもう。

ワンダフルでした。


突然けたたましいファンファーレ。

テレビがやかましいCMを流します。

『オイストリッヒ社の新商品!スーパー加速のムーンロケット!月にも行けちゃうムーンロケット!ご家庭でお手軽にロケットの加速!ムーンロケット、Coming soon!』

「な…!?」

3人の男が顔を見合せます。

これは…、どうも。

妙なことになってきたようですね。

眼鏡は眼鏡をクイッとやります。


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