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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
163/1502

3 - 39


ときめきどきどき眼鏡チェインジ。

もとに戻ってイエスウィーキャン。

眼鏡は眼鏡を装着したので、世界の全てを視認できます。

改めて。

失礼致しました。

眼鏡は眼鏡をクイッとやります。


「あっ…。」

あ。

異口同音に「a」の音を発し。

互いを見つめる眼鏡のふたり。

ようやくハッキリとした世界で、相手が誰かを認識します。

「あなた…。」

なんということでしょう。

目の前いるのは我が愛しのニイヤマ課長。

見る見る内に顔を曇らせていきます。

「あなた…………………………、ねえっ!!」

いつもより長いタメ、ニイヤマ課長の怒りのボルテージが上がっていきます。

眼鏡は眼鏡バリアーの発動を急ぎます。

「一体どこを視て歩いているのあなたは!!注意力が散漫過ぎるのよ、全てにおいてそうだわ!まったくいつも!いつもいつも!いつもいつも、いつもいつも!!」

眼鏡バリアー発動。

眼鏡は必死に猛攻に耐えます。




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