表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
161/1502

3 - 37


皆さんが慌ただしく働くのを横目で見つつ。

10時になりましたので、眼鏡は朝のコーヒーブレイク。

休憩室へ向かいます。

廊下を行き交う忙しい皆さん。

廊下は駆けない走らない、わが社の社訓のはずですが。

眼鏡は眼鏡をクイッとやります。

廊下を曲がったところで突然、「きゃっ」という悲鳴。

不意にぶつかる柔らかい衝撃。

吹き飛んで床に転がる2つの眼鏡。

出会い頭にぶつかった2人が、同じ姿勢で尻餅をつきます。

「あ、ごめんなさい。」

いえこちらこそ。

眼鏡がないのでよく視えませんが。

ボンワリと浮かぶ輪郭、おそらく美しい妙齢の女性。

先程の感触から察するに。

豊かに盛り上がっている胸部に見事に衝突してしまったようです。

大変失礼を致しました。

互いに互いの眼鏡を探す、眼鏡をなくした眼鏡の2人。

眼鏡眼鏡。

眼鏡眼鏡。

ああ、ありました。

眼鏡はやはり眼鏡ですので。

眼鏡がなくては始まりません。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ