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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
149/1502

3 - 25


たしかに同業他社の時期主力商品。

オイストリッヒ社としては多少のリスクは犯してでも。

手に入れる価値のあるものでしょうが。

僅か14人で全宇宙の裏社会を支配しているという噂の宇宙海賊組織、『フォーティーン』。

果たして。

彼らが動く程の価値のあるものでしょうか。

眼鏡にはそうは思えません。

眼鏡は眼鏡をクイッとやります。

「ムーンロケット…何らかの、特別(スペシャル)価値(ドリーム)があるという(ケース)か?」

長髪の方が言います。

「価値」で「ドリーム」は無理がありませんか。

なんだか段々。

ただの頭の悪い人になってきているように思うのですが。

「そんなこと言って。とっくに調べはついてるんでそ?眼鏡ちゃん。何よ何よ?もったいぶるなよぉ。」

ええ、良くわかっていらっしゃる。

こちらの方は間違うことなきバカ者ですが。

こういうところのカンは冴えます。

それではこちらをお聴きください。

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