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round - 132


「100年か…永かったぞ。薄汚い貴様のこざかしい超能力に振り回され、数余多の世界線を超え幾星霜、遂にこの日が来た。私が僅か14人で全宇宙を支配していると噂される宇宙海賊組織 、通称『フォーティーン』を設立したのもすべてはこの日のため、貴様を完全に捕らえ、そして、すべての時空間から完全に消滅させるこの日のためだ。」

ちょ。

なんかすっごいこと言い出したけど。

えっなに旦那、ひょっとしてだけど僕チャンのことキライだった?

俺ちゃんなんかしたかナァ。

ふたりっきりだしいい機会だし、ウン。

今日はトコトン男同士、腹を割って話し合おうぜ?イエーイ。

「フン…そうだな、いいだろう。たしかにこれが『いい機会』だ。最初で、最後のな。」

あれ、意外な反応。

てっきり俺ちゃんまた、『殺す!』って襲いかかってくるかと思ったのに。

「良いものを見せてやろう。」

ヨロイを脱ぎ始める旦那。

ちょっ。

まっ。



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