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あれ?おじさん泣いちゃった。
おじさんおじさんなぜ泣くの。
俺ちゃんなんかまずいこと言っちゃったカナ。
ごめんねおじさんナカナイデ。
ガンバッテー。
ガンバッテー。
「いや………………。すまん。この連載に登場してから、一度も優しい言葉をかけてもらったことがなくてな……慣れてないんだ。すまん、ありがとう。」
どういたまして?
まあおじさんがいいならいいや。
僕チャンそろそろ行くからね?
バーイ。
「ちょ待て!わかっているのか、この施設はもう自爆するんだぞ?」
みんなそればっか言うね。
知ってるってば。
それでも行くってことはなんか理由があるってことじゃん、リーユウがあるってことじゃん。
だったらそれ以上なにか言う必要なくね、アーハン。
「そ、そうか…なにか理由があるのだな?リーユウがあるのだな…わかった。それならせめて…何か私に力になれることはないか?」
そうねえ。
会議室ってどっち?




