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round - 124
「近づくな!!発言は挙手をしてからだ、お、おかしな動きをしてみろ、撃ち殺すぞ!!俺を、俺をなめるな!!」
あらおじさん。
かっこいいピストルなんてだしちゃって。
俺ちゃん思わずホールドアップ、両手をあげてバンバンザイ。
「…発言どうぞ。」
うん。
おじさん早く逃げたほうがよくね?
「お前が邪魔をしてるんだろうが!!!!」
するどいツッコミ<当番>おじさん、相当ツッコミ慣れてるね。
いやあ邪魔してごめんなちい。
ついでに殴ってごめんなちい。
どうぞサッサとお通りにナッテ。
ドーゾくん。
ドーゾくん。
「…いいの、か?私を見逃してくれるのか?いや、罠…しかし…?」
おじさんさん。
迷ったときにはとにかく『進め』だ。
進んだ先でなにか壁にぶち当たったら『方向を変えて』また進んでいけばいいじゃない。
人生はこれからですよ。
「お、おぉぅ…。」
わかってくれた?
おじさんさん。




