表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1448/1502

round - 110



暗黒の宇宙空間。

遥か地球を見下ろす静止軌道上に浮かぶ、六角形の宇宙ステーション。

人呼んで『スペースペンタゴン』その内部、最上層のVIPルーム。

照明を絞った薄暗い室内に置かれた円卓を、14脚の椅子が囲う。

「いったいどうなっておるんだ!!」

我慢の限界を迎えた男が力まかせに円卓を叩き、不満の限りに怒声を発する。

刻一刻と迫る宇宙機動要塞『トランプ』の自爆リミット、着々と崩壊していく暗黒宇宙の建造物。

その只中に取り残されて状況すらもわからない。

不安と焦燥そして恐怖が場の雰囲気を支配している。

「あの二人は!いつになったら戻ってくるんだ、ぇえ!?だいたい気に入らないんだ、我々、僅か14人で全宇宙を裏から支配すると噂される宇宙海賊組織、通称『フォーティーン』はその名のもとに平等のはず、なのに何故あの二人だけが目立っているんだ!」

我慢の限界を迎えた男の口から溢れる不満満々非難轟々。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ