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round - 105
「(馬鹿な…いや、バカだ!電化製品の電源を切ってコンセント引っこ抜いて、発電所爆破したようなモンなんだぞ!!?動くなんてあり得ない…いや、ソニックくんなら?ってお馬鹿!そんなことあるわけないじゃない!!)」
混乱をする小太りの男、ぶるぶる震えるタプタプ揺れる、思考がこんがらがっている。
「おい、腹が減ったぞ。」
反射的。
小太り男は拳銃を目にも止まらぬ抜き打ち早打ち、正確心臓集中6発、オートマチックの六連射。
しかして相手は何故か動ける銀河最強サイボーグ、拳銃程度は豆鉄砲。
それをもっともよく知るはずの小太り男がこの行動、混乱のほどが伺える。
「ピコンピコーン、ピコンピコーン。」
青白く。
光り輝く半裸の筋肉、神々しくも美しい宇宙時代のダビデ像。
「(そうか!一酸化バリトンニューム動力機関、ハイブリッド動力!コピーしてやがったんだ!)」
小太り愕然顔色蒼然、韻を踏んでるディスってる。




