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round - 86
「もすこしなんだぁ。も、も、もすこしだけソニックぅくんと戦えば、ぼくの体の中のいっ、一酸化バリトンニューム。アイスクリームぅ。アイスクリームぅが共鳴して、ソ、ソ、ソ、ソニックぅくんとおなじになれるんだよう。コピーできるんだよう。か、か、看、ぶっ!部隊長がそう言ってたんだあ、こんどのサイボーグ部隊はあ、ぼ、ぼ、ぼっ!き。ぼくが、部隊長だっててててててててて。」
隣のやつが目を輝かせてずっとぶつぶつ言ってるな。
よくわからん。
なんだかしらんが良かったな、早く避難しろ。
仕事はどこだ。
腹が減ったぞ。
「ハッシャシマス。」
俺のうしろのロボ公がニュイとジャバラの腕を伸ばしてトンカツサンドを差し出してくるな。
トンカツサンドを俺は食うな。
「だだだかぁらあ!ソニックぅくぅんは、ぼくと戦ったってくれるよおねええええええええええええ!!!」
しらん。
いまトンカツサンド食ってるから待っていろ。




