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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
finalrounds

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round - 46


「ま、『皆さん』少し落ち着いてはいかがですかな。まさに『皆さん』のおっしゃるとおり。いま一番に重要なのは『状況の把握に情報の共有』、そして『対応について話し合う』こと。そのための『会議』ではありませんかな。」

穏やかな声は穏やかながらによく通る声で朗々と。

読み上げるように理路整然と『皆さん』のことを説得していく。

騒ぎ散らしていた『皆さん』は、確たる意見と方向性を持てる『ひとり』の登場により次第に落ち着き取り戻し、ひとり、ひとりと着席していく俺たちのことディスってる。

ひととおり。

この場に揃った14人、静まったのを確認し、大柄な影は目線で『どうぞ』と<当番>の男に進行を促す。

「…発言は挙手してからお願いします。」

「や、これは失敬。」

いつもの指摘を受け大柄な影は若干照れ臭そうにしながら、右手をゆっくり挙げていく。

その掌の甲に斑のように、大きく目立つ古傷ひとつ。



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