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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
135/1502

3 - 11


デスクで電話が鳴り続けますが。

ケントはPC打たなきゃいけないので。

遠慮しておきます。

向かいの席で新人君が。

「寿司ですか?申し訳ございません!申し訳ございません!」

電話でしきりに謝っています。

寿司の問題はカツオに回すよう。

教育したはずなのですが。

まあ。

頑張ってください。

ケントはPC打たなきゃいけないので。


さて。

なんでしたっけ。

車両の「両」を「輛」の字に直す。

そんなもの。

こうして、一括置換。

「両→輛」。

2秒で終わってしまいますが。

こんなもの。

ご自分でやればよいものを。

ニイヤマ課長はどうも、PCに疎い。

前からそんな気がしています。

さて。

それでPC打つのも完了ですが。

時刻は午前の10時半。

まだまだ時間はあります。

ここはひとつ、丁寧慎重。

しっかり時間をかけまして。

5時までに終わらせれば良いでしょう。

ケントは眼鏡をクイッとやります。


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