表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
finalrounds

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1341/1502

round - 3


「問題は『失態』なのかどうかではなく。本来あり得ない大失態を犯すことになってしまった原因、我々にとっての不確定要素が…おっと。」

大柄な影の穏やかな声、何かを言いかけ考えるように、急に言葉を途切らせる。

「?」

小太りの影は不思議そうに、小首を傾げて顎に余った肉がタプンと一回揺れる。

「『不確定要素』って。例の5人のギャングくんだか、ひみつ戦隊ゴレンジャーくんだかでしょ。多少邪魔してくるくらいはねえ、まあ、想定内というか。そんなこったろうと思った…くらいのもんじゃない?『僕ら』にとってはさあ。ジャスティス合衆国宇宙軍があんがいにも使えないことのほうがよっぽど問題だと思うけどねえ。『不確定要素』?っていうほどのもの、何か他にあったっけ。」

小太りの影は案外目敏い。

大柄な影の含むところを、逃さずすぐに追及していく。

「いや。しかし…。」

大柄な影は困ったように頭を掻いて惚けてみせる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ