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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第8話 宇宙機動要塞トランプ

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「なんだね君たちは!?目上の人間に対してバイビーだとか、ばいばいきんとか…失礼じゃないかね!?」

受話器の前、モニターの前。

股間こと、ジャスティス合衆国宇宙軍衛星軌道艦隊司令、ブレックス准将は声を荒げて呼び掛ける。

「司令、司令。もう通信は切れております。」

傍らに控える副官が、困ったように言葉をかける。

言外に。

「(さっきからこの年寄りは…機械に弱くて困ったモンだなァ。)」

諦めの感情見え隠れする。

「なにっ。切れている。キレていない。キレていたわけではない。キレさせたらたいしたモンだ。」

「いえ。そうでなく、通信が…。」

「なにっ通信。通信が切れているというのかね。彼らの言いたいことだけ勝手に言って、返答も待たずに一方的に通信を切るだなんて、ずいぶんと失礼なんじゃないかね!?」

股間こと、ジャスティスうんたら艦隊司令、ブレックス准将激おこぷんぷん。

副官思わずため息をつく。


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