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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第8話 宇宙機動要塞トランプ

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「じゃあ、どうしたらよいの?」

止まらない男。

ノンストップ・ラヴェンダーがシマリスのように。

ちょこんと首を傾げてみせる。

「教えて差し上げたらいいんじゃないですか。」

「ナンドル?」

「いえ。なんだかしきりに『君たちが何者かは知らんが』とおっしゃっているので。」

「えっ知らない。俺チャンたちが誰だか知らない。マジのガチのデラベッピンに、俺らが誰だか知らないの?」

「驚きますよね。聞いてこっちが驚いた。」

松茸(まったく)だな。ジャスティス合衆国宇宙軍(バーバリーブ)(エコーズ)さんは彼方(カナダ)にでも居住(すん)でんのかい。」

エスプリのきいたアメリカンジョーク。

一同アハハと笑い声。

受話器の向こう、モニターの中、股間は激おこぷんぷん丸。

『むぅ。君たちが何者かは知らんが。ちょっと失礼ではないのかね、私の実家はシアトルだ。』

半裸のサイボーグ。

ソニックは腹が減っている。

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