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「ここだけの緒話志なんですがね?手前どもはジャスティス合衆国宇宙軍の所属ではないのでございますよ。」
受話器の向こう、モニターの中。
どアップで映る股間に向かい、長髪のスナイパー。
ターゲットが手を丸め、ひそひそ話をする体で、股間に手を当て顔近づける。
その様子、あらぬ誤解を招く絵面だ。
思わず「(ぅわあ)」と声あがる。
「(ちょっと。いろいろな意味で大丈夫なんですか。)」
「(任背とけって。)」
仲間に向かい微笑みウィンク。
長髪のスナイパー。
ターゲットの背後に股間が控える。
『なにっ。すると君らはやはり部外者。合衆国に害を為す、テロリ・ストの類いなのかね。テ・ロリ・ストの類いなのかね。』
股間が震えワナワナと、ロリ、ロリ、と繰り返す。
長髪のスナイパー。
ターゲットが大袈裟なアメリカンジェスチャーで首を竦める。




