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「艦籍といえば胆石盲腸、これはステキな万能宇宙戦艦、『プレジデント・オバマ』ちゃんだよ。俺様ちゃんが名付けたんだよ。カッコよくてユーモアがある、一度聴いたら忘れない、素晴らしいでしょこのセンス。どーよ、どーよ。」

止まらない男。

ノンストップ・ラヴェンダーが自慢げに言う。

『プレジデント・オバマ。君、聞いたことがあるかね。なにっそんな艦は登録にない。しかし形状から判断して我が軍所属の艦のはずだ。むぅ。すると君たちは何者で、なぜ我が軍の所属を名乗り、なぜ我が軍の艦を運用して勝手にカッコいい名前をつけているのかね、何者なのかね。所属を、官姓名をハッキリしたまえ。』

「官姓名たって。俺チャンの所属はアーガマなんだよ？」

『アーガマ。あの反地球連邦組織エゥーゴのアーガマかね。』

「悪手(あーぁ)、退席(ど)け。俺が対応(ラスポン)する。」

長髪のスナイパー。

ターゲットが強引に割って入る。