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「ぬぅ、むっ…しかし…?我々の基地をミサイル攻撃しておったではないか、あれは。」
「緊急事態のためやむを得ず、です。打ち上げされてしまったら追い付く術はないですからね。」
「左様にございます、ミスター艦長。仕方なかったのでございますよ、左様。」
「ぬむ、りゃ、はりゃ…しかし。少しばかりやり過ぎ。」
「そちらこそ艦砲射撃してきたじゃないですか。地上の、自軍の、施設内で。その判断は『上』からの指示ですか?『上』からの指示で動いている僕らにビーム砲撃ち込んだこと、『上』に伝わったらまずいんじゃないですかね。」
「だからおあいこチャンチャンチャン。ここは仲良くオンビンに、ね?」
止まらない男。
ノンストップラヴェンダーが右手を差し出す。
艦長席に腰かけた。
体格のいい艦長も、つられて怒臀した尻浮かせて右手差し出しそれに応じる。




