表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1270/1502

8 - 429


「超超超超小型熱核パルスエンジン異常なし。戦闘機動モードに移行、パスコード?……:ME・GA・NE、っと。」

眼鏡のエンジニア。

ラジオコントロールが携帯端末をタッタッタ、とタップ。

夏の夜明けに飛び交う電波。

宙に浮いたるアタッシュケース。

蓋が開いて二つに割れて、中から伸びるは機械腕。

逞しい腕太い腕、節くれだった鬼の腕。

アタッシュケース、であったものは、反転するように開きになりつつ『中身』の体躯(からだ)を晒け出す。

古代の英雄ヘラクレスのように、大きく膨らむ上半身。

腰から下は、真二つ割れたアタッシュケースの外装そのまま裏返り。

左右2対のロケットエンジン、青い焔を吐いている。

宙に浮かんだアタッシュケースは宙に浮かんだ闘士に変わる。

ギリシアローマの彫刻のような、切り取られたる半身だけの、石膏像の戦士に変わる。

そして半裸のサイボーグ。

ソニックは腹が減っている。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ