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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第8話 宇宙機動要塞トランプ

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「あれですよ。あなたのご自慢の。あるじゃないですか。」

眼鏡のエンジニア。

ラジオコントロールが眼鏡をクイッとやる。

「いや僕チャンもべつに自信がないわけじゃないけどさァ。常日頃からそんな、見せびらかしてるわけじゃないっちゅうか。そういうのは常に全裸のマシーンマンさんの方が。」

止まらない男。

ノンストップ・ラヴェンダーが赤くなってもじもじとする。

何事(なに)勘違(ビバロッピン)いしてんだ気持悪(メスファクト)りぃ。お馬鹿(まえ)宝物(アレ)だよ、早々(さっさ)提出()しやがれ。」

長髪のスナイパー。

ターゲットがイライラと声を荒げる。

「やだゲッちったらゴーインにマイウェイ。そんなに焦らなくても夏は逃げないゾ!」

「直筆の…?許諾(サイン)をもらっていらっしゃるのですか、サー。」

ゲートの兵士が流れを遮る。

止まらない男。

ノンストップ・ラヴェンダーの動きが止まる。



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