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「はあ…ヤバイ=デカマラー、教授?のご依頼…で、ございますか?サー。」
ゲートの兵士は困ったように、構えた銃と眉毛を下げる。
「シツレイしちゃうね!!!!!!」
止まらない男。
ノンストップ・ラヴェンダーが唐突に叫ぶ。
「『スゴイ=デカマラー教授』!!ヤバイ=デカマラーでもウンコ=シタイナーでもなくて『スゴイ=デカマラー』!!!!キミタチね、スゴイ=デカマラー教授しらないとか遅れてるよ?社会人として常識ある?えウソ、マジのガチのデラベッピンに、スゴイ=デカマラー教授しらないの?いやぁ、こいつは驚いた!聴いててこっちが驚いた!兵隊さんたちはカナダにでも住んでるのかなァ?かなァ?」
マジでガチの、デラベッピンの、バチクソブチギレ勢いに。
ゲートの兵士は僅かに呑まれる。
隙を眼鏡が見逃さない。
「作業の申請書、でしたかね?」
眼鏡のエンジニア。
ラジオコントロールが眼鏡をクイッとやる。




