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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第3話 遠隔操作(ラジオコントロール)
125/1502

3 - 1


はあ。

今日も仕事ですか。

朝の8時57分、定時刻。

いつもの通り、いつものように。

電源を入れて、なかなか立ち上がらないPCの。

黒い画面に映る顔。

ワイシャツにネクタイ、おまけに眼鏡。

必要以上にサラリーマンの。

うんざりした顔、疲れた顔です。

はあ。

今日も1日、PC打って、電話とって。

悪いと思ってないのに謝って。

家に帰ってとりあえずグラブる。

グラブる?

なんでしょう。

宇宙時代では聞き慣れない単語ですが。

なんだか頭に浮かびました、今度時間があったら調べてみます。

なぞと言って。

調べないまま忘れていく。

とりあえず。

1日の始まりの時点で既にもう、1日の終わりまでの予想がつく日々。

ほぼほぼに。

予想通りに進む日々。

変化のない日々、退屈な日々。

どこにでもいる、必要以上にサラリーマンな。

サラリーマン眼鏡の朝のひととき。

冬の朝。

僕は眼鏡をクイッとやります。





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