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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第8話 宇宙機動要塞トランプ

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「どう思う?」

(フム)意外(ベニシュ)とノリがいいのかもしれんな。」

止まらない男。

ノンストップ・ラヴェンダーと長髪のスナイパー。

ターゲットが顔を合わせてひそひそ呟く。

「何をひそひそ言っている!ヘイガイズ、ホールドアップ!」

見逃さず。

ゲートの兵士は威嚇するように。

構えた銃を大袈裟に揺らし、ガチャガチャ鉄の音立てる。

「俺か。俺は腹が減ったぞ。」

「!?」

「いえ。怪しいものではないのです。」

助手席に座った半裸のサイボーグ。

ソニックが答えるのを遮って、後ろから眼鏡のエンジニア。

ラジオコントロールが対応をする。

「僕たちはですね。『上』のほうの指示で。いま行われている『最後の』打ち上げを中断するよう言われて来たんですよ。」

眼鏡のエンジニア。

ラジオコントロールが眼鏡をクイッとやる。

「一旦ね、一旦。」

止まらない男。

ノンストップ・ラヴェンダーが一旦ねと言う。


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