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「ウン。誠意をもって素直に話せばわかってもらえると思うんだ。最初から暴力でいくのイクナイ(・A・)」
止まらない男。
ノンストップ・ラヴェンダーが曇りなき瞳をキラキラさせる。
「気持悪ぃ…如何な心境の変化かしらねえけどやめろその瞳。」
長髪のスナイパー。
ターゲットが頭を抱えて溜息を吐く。
「OK、気の済むようにしろ。お馬鹿になに言説ってもどーせ変割らん。」
「わかってくれてウレシイ。さ、乗って。」
微妙な距離の二人のあいだ。
黒いオバマがスイと滑り込む。
バタバタと、4つのドアーの開け閉じる音。
「ハッシャシマス。」
謎のロボット。
マシーンマンがアクセルを踏む。
昇りはじめた朝陽に向かい。
黒のオバマがボォンブォン。
ブリブリバンバンボンボンボン。
必要以上に唸りを上げる。




