表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1240/1502

8 - 400


「何なんです?その物干し竿は。」

先刻(さっき)とんでったのは小型艇(シャトル)だったな。するてぇと本命(ターゲット)現在(ナオ)絶賛準備中(ラオゲリング)の、いかにもな宇宙戦艦(トヤマー)ってワケだ。」

長髪のスナイパー。

ターゲットは聴こえぬ素振りで微笑(わら)う。

「おめでとうございます。僕が言いたいのはソレを持ったまま、どうやってここまで来たのかということなんです。電車移動ですよね?ここまで。」

眼鏡のエンジニア。

ラジオコントロールが眼鏡をクイッとやる。

「『だから』だよ。(あん)だけ巨艦(デカ)いものを狙撃(スナイプ)となりゃ、それなりの準備(エポン)は必要だろ?」

長髪のスナイパー。

ターゲットは肩に担いだ数メートル。

長大な荷物を自慢気に降ろす。

ズシンと足元、音歪む。

「どうだ。凄牙(すげ)ぇだろ。」

長髪のスナイパー。

ターゲットは愛し気に得物を撫でる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ